ゆうえつ村

髪とお酒。花小金井と吉祥寺。

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旅してるか? ノースショアへThe busで往復5ドルで行く方法 【社員旅行番外編】

      2017/02/02

先日、

憧れのノースショアへ行った事は記憶に新しいですね

ハワイに行かれる方の多くがノースショアにも観光で行くと聞きます

その大半が

・レンタカーで行く(所要時間約1時間、1日約5000円〜)

・オプショナルツアーに申し込む(時間はツアーに寄りけり、60〜70$)

だと思われます

 

今回のゆうえつ村は、ノースショアへThe bus(ザ・バス)という

地元の人たちが使う公共のバスで行くという大冒険日記です

長くなるので興味ない人は、、、、

 

 

旅してるか? 〜ノースショアへThe busで往復5ドルで行く方法〜 【社員旅行番外編】

AM9:00

俺とイクタメと織田くんの3人は、まだ寝静まるそれぞれの部屋を抜け出す

こっそりと

冒険の始まりはいつだって静寂だ誰にも気づかれちゃいけない

滞在中ぶち抜きでレンタサイクルしているので

ホテルの前に停めておいたチャリンコでアラモアナショッピングセンターへ

10分もかからずにアラモアナ到着

きっと神もこの旅の始まりを祝福してくれている

そんな晴天

 

 

アラモアナショッピングセンターはThe busのステーションの役割もしている

事前に調べておいたノースショアへ向かう52番のバス停へ向かう

が、その場所へ行ってみると52の文字がない、、

 

 

いきなり壁にぶち当たる

でも旅にトラブルはつきものだ
「そうこなくっちゃ、、」
二人に聞こえるか聞こえないかくらいの声でそう呟く

織田「え?爽健美茶?新田さん、水ならありますよ」

 

 

 

ありがとう、ゴクゴク、、ぷはーっ

 

 

そしてこの危機的状況を救ってくれたのは彼だ

 

 

バス停で戸惑う僕ら3人に流暢な日本語で話しかけてくれたどうみても怪しい彼

聞けば立川に30年ほど住んでいたという

彼曰く、

少々遠回りになるが違うルートもオススメとのこと

いいから俺について来い的なノリで急遽56番にルート変更

 

 

【参考】2015年2月現在、アラモアナショッピングセンターは大規模の工事中でした
所定の位置のバス停が見つからず、ノースに向かうときは下地図のB地点から56番ルートのバスに乗り向かいました(所要時間2時間半)
帰りは無事に52番ルートのバスに乗ることができ、A地点に帰ってきました(所要時間2時間) おそらくここからノースショア行きの52番のThe busが出発しているはずです


The busに時刻表なんてない

ひたすらバス停で自分のルート番号のバスを待つ

ただ現地でスマホが使えればアプリとGPSでThe busの運行情報がわかるらしい

彼はしきりにスマホに目をやり「10分遅れてんな〜どっかで工事でもしてんのかな〜」などと呟いていた

 


30分後やっと56番のバスがやってきた

The bus のチケット
前方からバスに乗り込み運転席でお金を支払う

片道 $2.5 <

車内は冷房がガンガン効いている

涼しいというか寒いくらいだ

事前に調べておいたので僕ら3人はパーカなどを羽織る

ここからひたすらローカルの道をバスは突き進む

悪路でのバスの揺れと

 

 

止まない彼のマシンガントーク(日本語)

案外、不安もなく楽勝でノースショアまでいけるんじゃないか

と、思いかけた頃

アラモアナから30分ほどして恩人の彼がバスを降りるという

「じゃ僕はもう次で降りるから、良い旅を」

ちょっと待てお前、俺についてこいはどうした

車内から彼に手を振りながらThe busは

ノースショア・ハレイワを目指し再び出発

そういえば彼の名前を誰も聞いてなかったな、、せめて名前だけでも聞いておけば良かった

でももう遅い
既にバスはノースショアを目指してどんどん進んで行く

一期一会

これが旅だ

彼にはもう二度と会うことはないかもしれないが、思い出は僕らの胸の中にしっかりと刻まれている

ありがとう

 

 

 

織田「そういえばさっきの “立川のおじさん” って小平も知ってましたよ!うけますね

あの “立川のおじさん” っていくつくらいなんすかね?」

 

 

 

“立川のおじさん”!!!っ

 

 

 

それだそれで十分だ

 

 

 

1時間、、1時間半、、2時間と、、

時間が経つにつれ不安がつのる

 

「もしかしてもうハレイワを過ぎてしまったんじゃ?」

「一体いまどの辺を走っているのか?」

「どこだよここ?」

 

神は僕らを見捨てはしなかった

アラモアナから丁度2時間30分後ハレイワに到着

 

 

ハレイワタウンはお土産などの買い物もできるショップが多い

マツモトシェーブアイスもすごい行列だった

でも僕らの目的は違う

僕らはノースショアの波を見に来たんだ

モンスターと呼ばれる大波をこの目で確かめに来たんだ


強い風は海の表面の波しぶきをとばし

水平線が霧がかっている

 

ただこの日風は強かったが波の高さはイマイチだったと思う

そしてハレイワはノースショアの中でも初級の波しかこないらしい

パイプラインってところに行けばモンスターに会える確率が高いみたいだ

その話を聞いたのはワイキキに帰って来てからのことだ

来年こそ、、、

 

 

ノースショアはガーリックシュリンプが有名らしい

ハレイワの町中にはこういう風にトラックフードの店が多い


うまい
ノースでは海老もサーフィンするんだぜ

トラックフードののロコが言ったとか言わないとか

 

とにかくそれくらいうまかった

波も見たしシュリンプも食べた

 

ハレイワタウンを散策した後

いよいよ帰りのバスを待つ

 

時刻表の無いバスは1時間に2本くらいのペースでくるらしい

まあいいさ時間はたっぷりあるんだ

こうやってたっぷりハレイワの陽を浴びるのも悪くない

 

40分ほど経った頃、

 

織田くん「タッタッタ、、、」

僕「ん?織田くんどこいったの?」

イクタメ「あ、なんかトイレ行くって、、」

僕「ふ〜ん、、、」

 

そういう時に限って悪い予感は当たるものだ

織田くんがトイレに向かい、見えなくなったと同時に

お待ちかねの52番のバスがバス停に向かってきた

 

 

 

さぁ、君だったらどうする?

 

 

 

僕とイクタメは迷いなくそのバスを見送った

仲間だ当然だろ

 

 

織田くん「タッタッタ、、、お待たせしました〜w」

イクタメ「織田くん、、バスね、来たよ、そして行っちゃったよ、、」

織田くん「!!!っ」

僕「・・・、旅、、か、、フフっ、、、」

 

織田くん「え?嘘っすか?」

 

 

 

 

本当だよばかやろう!っ

 

 

 

 

でもまぁ20分くらいで無事バスは来て

$2.5で無事にアラモアナへ帰れたんだ問題ない

52番ルートはきっかり2時間ほどだった

 

ワイキキに無事に帰ってきた時の安堵感

なぜか滞在先なのに自分の町に帰ってきたみたいな錯覚になった

 

 

こうして往復$5で行くノースショアへの旅は終わりを迎えた

ツアーやレンタカーで行くのも良いと思うが

The busで行くちょっぴりスリリングなノースショアもぜひおすすめだ

 

 

英語もできないし時間も読めない

ただそんな不安と危険が人のいろんな感覚を刺激する

いろんな問題があってどうにかそれを乗り越えていく

先に進んで行く

 

 

人生も一緒だ

 

 

不安危険がいっぱいだ

それを逃げずに先へ進む

その先にはきっと素敵な景色があるはずだ

 

 

やっと辿り着いたノースショアのビーチは

そういう景色に違いなかった

 

最後に一つ、

 

トイレは先に済ませとけ

 

 

MAHALO

 

   

新田 裕悦 (にった ゆうえつ) /  LoLonimoc HAIR Vice store manager

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